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『おはぎとぼた餅』

 八月に入っても連日の猛暑日、なんと東京の連日の猛暑日の記録更新とか、暑さ寒さ
も彼岸までと祈るばかり。
 さて彼岸が近づくと、幼少の頃を思い出します。檀信徒の奥様方が我こそと、お寺に
お供えの手作りのおはぎやぼた餅を持ってお参りに来られた頃を。近所さんに、お裾分
けしても余るほどでした。昨今はでは、自由にお供え物を買ってお参りに来られており
ます。 
 私が仏門に入った頃は、宗祖日蓮聖人が鎌倉の龍口に斬首の刑に向かう途中で、一人
の老女性信者が、お聖人にお供えしたのがぼた餅で、時は9月12日でした。
ですから秋の彼岸にお供えするのが、ぼた餅と恥ずかしながら記憶しておりました。
 最近はネットですぐに調べられる便利な時代になりました。
早速調べてみますと、萩は秋の季語、牡丹は春の季語、萩の花をイメージして作られた
のがおはぎ、牡丹の花をイメージして作られたのがぼた餅。だから秋彼岸にはおはぎ、
春彼岸にはぼた餅をお供えする習わしだそうです。またお供えする理由は、諸説有るみ
たいですが、あんこの原料であるあずきの赤い色が「邪気払い」の力を持つ縁起物とし
て親しまれてきたからだと言われています。
 さてもうすぐお彼岸です、お供え物は現代では自由です。皆さんそれぞれご先祖、有
縁の諸霊位に手を合わせてお参りしましょう。