『寒水白粥 凡骨将死 理懺事悔 聖胎自生』
今年も残すとこ1カ月、当山深妙寺副住職は去る11月1日より年またぎ2月10日まで、
日蓮宗大荒行堂へ入行致しました。
荒行堂の生活を表した言葉があります。
【寒水白粥 凡骨将死】(かんすいびゃくじゅく ぼんこつまさにかれなんとす)
【理懺事悔 聖胎自生】(りざんじげ しょうたいおのずからしょうず)
1日7回の寒水に身を清め、襲う睡魔に眼をこじ開け懺悔滅罪をして、1日2回の白
粥に命を繋げ、死と隣り合わせの中、仏祖三宝・諸天善神のご加護を頂き、喉を痛めな
がらの法華経の読経三昧、身・口・意(体・口・心)にお題目をお唱え、その力によっ
て自分自身を聖胎に導き、尊い身体となることを目的とする修行が荒行です。荒行堂で
の修行を終えた僧侶は日蓮宗修法師として加持祈祷が許され、荒行で得た功徳を檀信徒
皆様にご利益として分け与える事が出来るようになります。
私自身も40年前に入行致しましたが、眠い寒いお腹がすくのは当たり前、人間の当た
り前の欲を極限にまで断ち、煩悩に打ち克ち得られるものがあるのではないでしょうか
。
副住職は、私の法嗣であり、大事な息子であります、親バカな言い方すれば、「寒く
ないか、風邪ひいてないか、読経三昧でのど痛くないか、正座で脚痛くないか」と不安
で仕方ないですが、2月10日の無事成満を仏祖三宝にただひたすら祈るばかりです。





